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「紅包」台湾の結婚式 実用的な贈り物

2025.09.30

結婚披露宴に出席する際、新婚夫婦に現金が入っている紅包を贈るのは台湾の伝統です。
赤は喜びの色を表し、お金は実用的な贈り物です。

新郎新婦との関係が深ければ深いほど、贈る金額も多くなります。
仲の良い友人が複数同時に結婚すると、かなりの費用がかかります。
そのため、紅包で送られてくる結婚式の招待状を受け取ると、「赤い爆弾が落ちてきた」と冗談を言う人がいます。

←結婚式の受付係がゲストから「紅包」を受け取ります

紅包に入れる金額には目安があります。
金額は2、6、10などの偶数にするのが良いですが、4で終わる金額は避けましょう。4は中国語で「死」と発音されるため、縁起が悪いとされています。
タブーを重視する人にとっては、8で終わる金額も避けるべきだとされます。なぜなら、漢字の「八」(A)の本来の意味は「分割」であり、若い夫婦に結婚が長続きしないことを意味するからです。

こうした社会的なタブーに配慮しつつ、封筒の外側に新婚夫婦への祝福の言葉を書き、末永く幸せな人生を祈るのが慣習です。

←現金が入っている「紅包」

新婚夫婦にふさわしい贈り物を慎重に選ぶことが、結婚への願いを表す最良の方法だと考える人もいます。
しかし、どんなに慎重に贈り物を選んだとしても、それが若い夫婦が本当に必要としている、あるいは欲しいものであるとは限りません。結局使わないかもしれない、あるいは交換しなければならないかもしれないものを買うのに時間を無駄にするよりも、現金を贈った方が良いのではないでしょうか。
そうすれば、本当に必要なものを購入して、良い結婚生活のスタートを切ることができるでしょう。

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