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中国の伝統話芸・相声について突っ込んでみた。

2026.03.25

筆者は最近、立川志の輔監修の『古典落語100席』を読んでいる。中国出身の筆者にとって、落語はどこか「単口相声」にも似た芸に感じられ、親しみを覚える。

相声は主に二人一組で行われる話芸で、ボケ役(逗哏)とツッコミ役(捧哏)がテンポよく掛け合い、言葉遊びや誇張、風刺によって笑いを生み出す。一方で、一人で語る「単口相声」も存在するが、やはり対話形式の軽快さこそが魅力だろう。落語が物語性や構成美を重視するのに対し、相声はより会話的で、スピード感のある笑いに特徴がある。

ただし、中国で毎年恒例の春晚で定番となっている相声については、実は、近年「やや物足りない」と感じるという声も少なくない。多くの演目が最後には「いい話」にまとめられる、いわゆる「包饺子」の展開に落ち着きがちだからだ。「包饺子」とは、どんなに激しい対立や口論があっても、最後には「みんなで一緒に餃子を作ろう」といった形で和解し、無難で円満なハッピーエンドに収める演出を指す。安心感はあるものの、予定調和的で、観客にとってはやや都合がよすぎると感じられ、結果として笑いの鋭さが弱まってしまうこともある。

では、このブログのオチとして――みんなも一緒に餃子を作ろうじゃないか!

(←いや、なんでそうなるんだ、という気持ちである。)

 

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